講演会の目的・ねらい
平成28年7月5日、神奈川県鎌倉市立大船中学校の第1学年の生徒170名に「鎌倉のまちづくり」についての講演会を行いました。
大船中学校第1学年の「総合的な学習の時間」では、「鎌倉の未来について考える」をテーマに1年間の取り組みを進めており、現地調査や発表を行う前に地域を理解するための学習として、「鎌倉のまちづくり」について講演の依頼がありました。
[講演会の目的]
■「郷土」鎌倉の歴史・文化・産業・自然等にについて、体験学習や調査、情報収集、考察等を行い、将来の自分の姿とともに、よりよい鎌倉の未来を考えることで、郷土に対する認識を深め、愛着を持ち、理解を深める。
■地域のまちづくりを知ることで、鎌倉の環境や景観、まちづくり活動に対する理解を深める。
参加メンバー
[講師]
岸 望美:㈱URリンケージ
竹内 豪 :UR都市機構、法政大学デザイン工学部 都市環境デザイン工学科 非常勤講師
[サポーター]
吉田 魁人:法政大学デザイン工学研究科 都市環境デザイン工学専攻 空間情報・伝達研究室 修士課程
有賀 :法政大学デザイン工学部 都市環境デザイン工学科
講演会の内容
[鎌倉のまちづくりプログラム]
■まちづくりとは?
・ハードからソフトまで様々なまちづくりの紹介
■鎌倉のまちづくりの紹介
・大船駅周辺のまちづくり
(過去の都市計画やこれから始まる再開発)
・深沢地区のまちづくり
(深沢地区の歴史と土地区画整理事業)
・レーベンスガルテン山崎のまちづくり
(UR賃貸のみどりの計画など)
■まちづくりのために必要なこと
■「まちづくり」の前に地域を知ろう
まちづくりは、ハード面の整備だけでなく、中学生も参加しているボランティア活動やお祭りなどのソフト面の活動など様々であることを、事例の紹介を入れながら、説明をしました。
地域のまちづくりに興味が湧く様に、大船中学校周辺のまちづくりについて、歴史的な経緯を含めて説明を行いました。